2026.07.28
電子レンジの待ち時間がコミュニケーション機会に。コンテンツプロデュース企業が選んだ食の福利厚生と、予想外のコミュニティ効果【小学館集英社プロダクション】
株式会社小学館集英社プロダクション
アニメのキャラクターライセンスや幼児教育など、「遊び」と「学び」を融合した「エデュテインメント」をビジョンに掲げる株式会社小学館集英社プロダクション。
神保町エリアだけで5つのビルに分散する約550名が働くこちらのコンテンツプロデュース企業で、2025年末にタベレルの導入がスタートしました。
導入のきっかけは、社員から上がった「ランチ代の高騰がキツイ」という切実な声。
食の福利厚生サービス10社以上を比較・試食した末にタベレルを選んだ理由、そして導入後に生まれた「想定外の効果」についても。
今回は株式会社小学館集英社プロダクションの総務・人事担当者様に詳しく伺いました。
小学館集英社プロダクション(ShoPro)はどんな会社?

株式会社小学館集英社プロダクションは、一ツ橋グループに所属する総合エンタテインメント企業です。
キャラクターのライセンス事業やアニメ制作などの「エンタテインメント(娯楽=遊び)」を手がける「メディア関連事業」と、幼児教育や社会施設運営などを担う「エデュケーション関連事業」(教育=学び)の2本柱で展開しており、「エデュテインメント」(造語)を経営理念として掲げています。
拠点は神保町エリアに約550名、東海・関西の営業所を合わせると総勢600名規模。
神保町エリアだけでも5つのビルに分散しており、タベレルはまずメディア関連事業部門とコーポレート部門が集まる約300名規模のビルに導入。
その後2026年3月にはエデュケーション関連事業部門の入る別ビルへ2台目の導入となりました。
「ランチ1,000円越えはキツイ」という若手社員の声が背景に
タベレル導入のきっかけを教えてください。
福利厚生の見直しにあたって、まず「実際に社員が求めているものは何か」を洗い出すことから始めました。
アンケートを取ると、特に若手社員から「食事補助」への要望が強かったんです。
神保町はもともとランチの外食スポットは充実しているので、少し外に出れば選択肢に困ることはないのですが、昨今の物価上昇でランチに1,000円以上かかることが当たり前になってきました。
「毎日のランチ代がじわじわ家計を圧迫している」という声を受けて、食に関する福利厚生を本格的に検討し始めました。
10社を比較・試食。タベレルを選んだ3つの理由

利用する食の福利厚生サービス選定については多数比較検討したと伺いましたが、どのように比較検討されたのですか?
食事系の企業様10社程度にお話を聞き、実際に試食もして比較させていただきました。
その結果、タベレルさんを選ばせていただいた理由は大きく3つです。
- 神保町のグルメな社員の舌にも通用する「味」
- 飽きが来ない「メニューの豊富さ」
- 価格とのトータルバランス
① 神保町のグルメな社員の舌にも通用する「味」
神保町エリアはランチの激戦区でもあるので、毎日おいしいお店で食事をしている社員でも「これはおいしい」と思えるクオリティが必要でした。
実際に試食して、日本全国ご当地の味が楽しめ、こだわりを感じるメニューのチョイスで、どれもとてもおいしかったのが一番の決め手です。
② 飽きが来ない「メニューの豊富さ」
日本全国ご当地の味が楽しめる品揃えで、毎週異なるラインアップが届くのが魅力です。
お弁当・おにぎり・デザートのジャンルバランスも良く、「毎回何が来るか楽しみ」という感覚が長続きする仕組みになっていると思いました。
③ 価格とのトータルバランス
単純に安い・高いではなく、クオリティに対して価格が妥当かどうかを重視しました。
10社を比較したとき、味・品質・価格・メニュー数のトータルで見て、タベレルが一番バランスが良かった。
だから自信を持って社員に勧められると判断しました。
設置型サービスの比較ポイントについては、
【2026年最新】置き型・設置型社食サービス徹底比較!おすすめ9選もあわせてご覧ください。
「想定以上」の好評。納品日が社内イベントになった

導入後の社員の反応はいかがでしたか?
正直、想定をはるかに超える好評ぶりです。
月200〜300個程度売れればいいかなと思っていたのですが、現在選択しているプランでは数量が足りていないくらいです(笑)。
特にデザートが大人気で、納品後すぐに売り切れになります。
抹茶大福やプリン、洋菓子系のメニューが特に反響が大きく、「おいしかったから、シュークリームをまた入れてほしい!」という声が多発していました。
それ以上に驚いたのが、納品日そのものがイベントになっていること。
前日に社内イントラネットで「明日のラインアップ」を広報するのですが、その記事の閲覧数が他の福利厚生案内の約3倍に達しています。
毎週「次は何が来るんだろう」と楽しみにしてくれている社員が多く、想定していなかった楽しみ方が生まれています。
また、当初は「ランチの補助」として想定していましたが、実際には朝食としての利用や、「お昼を逃してしまったときの食事」としての活用も見られるようになりました。
冷凍食品だからこそのフレキシブルな使い方が広がっています。
レンジ待ち時間が『会話のきっかけ』に。食が育てた社内コミュニティ

コミュニケーションへの影響はありましたか?
これも想像した以上の効果でした。
電子レンジで温める際にどうしても待ち時間が生まれますよね。
最初は「冷凍食品のデメリットかな」と思っていたのですが、その待ち時間に「何買った?」「あれ美味しかったよ」「次これ頼もうかな」といった自然な会話が生まれるようになりました。
具体的な取り組みとしては、電子レンジの近くにシールで回答できる掲示板を設置し、「おいしかった商品」を書いてもらったり、満足度の調査をしています。
今まで活用できていなかったスペースがコミュニケーションの場所になり、かなり盛り上がりを見せる場面もあります。
小学館集英社プロダクションでは、現在、オフィス環境と社員のマインドを変えていくプロジェクトを進めており、コミュニケーション活性化も一つの課題でした。
特に中途採用が増え様々なバックグラウンドの人が集まっていく中で、これまで関わりのなかった社員同士が会話するきっかけになっているのは、当初の想定を超えた価値です。
私自身もタベレルをきっかけに、今まで話す機会が少なかった人から声をかけてもらえる機会が増えたことを実感しています。
なお、食を通じた社内コミュニケーションの活性化については、
「会話がない…」オフィスを変える!人事・総務が仕掛ける『自然なコミュニケーション』活性化戦略と食の力
でも具体的な事例を紹介しています。
担当者は「社内広報」に集中するだけ。運用負担はほぼゼロ
管理・運用面はいかがですか?
導入して感じるのは、担当者の運用負担がとても小さいことです。
基本的には社内イントラでタベレルのことを広報することに注力すれば良く、在庫管理や発注の手間はかかりません。
社内広報活動については、タベレルから毎月提供される翌月のメニューを告知記事の素材にして、社内イントラ用のお知らせを作成しています。
ページ内にマニュアルなども載せて、従業員の皆が使いやすくなるように整えました。
結果として閲覧数も伸び、エンゲージメントが上がっています。
導入を検討している企業のご担当者へ

食の福利厚生を検討している企業様へ、アドバイスをいただけますか?
現在、食事に関する福利厚生を検討されている企業様は多いと思いますが、タベレルさんを導入するメリットはご想像以上の効果があると思います。
今年の新入社員も喜んでいましたし、「食事補助を充実させている企業」というイメージは採用面でもプラスになると感じています。
導入前に懸念していた「冷凍食品のデメリット(レンジの待ち時間)」が、むしろコミュニケーションのプラスに転換できたのはタベレルさんだからこそだと思っています。
私自身も日常的に利用していて、従業員の皆と「おいしかった」「これ試してみて」という会話を一緒にしています。
担当者の負担という観点でも、基本的には社内広報に力を注ぐだけで運営できるので、導入のハードルは思っているよりもずっと低いはずです。
冷凍社食のデメリットや導入時の注意点は、
置き型社食のデメリットと注意点8つ|運営会社が本音で解説で運営会社の立場から解説しています。
小学館集英社プロダクション様の導入効果まとめ
- 10社を比較・試食し、味・メニュー数・価格のバランスでタベレルを選定
- 月200〜300個の担当者の想定を上回る利用で、特にデザートは納品後すぐに完売
- 納品前日の社内イントラ告知の閲覧数が他の福利厚生案内の約3倍
- レンジの待ち時間が部門を越えた会話のきっかけに
- 在庫管理・発注は不要。担当者の業務は社内広報を中心に実施
- 好評を受けて2026年3月に2台目を別ビルへ増設
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